ども!つっちーです。
気付けば2月になりましたね。
コロナの影響がまだまだ続いており、インドアの業界なので日々忙しくしております。
2021年にやりたいことはいくつかありますが、その内のひとつとして生体の通信販売があります。
正直手がかかるのでめんどくさいのですが、通販以外の目的もあります。
実際にご来店を考えておられるお客様にとっては、どんな在庫があるかわかると足を運びやすいかなと思いまして。
生体の撮影自体に四苦八苦中ですが、ちょっとづつ掲載個体を増やしていく予定です!
さて、またまた新商品のご案内です。
zissAQUA ZBR スタンドタイプのご紹介です。
最初に少しご説明いたしますと、こちらの商品は塩ダレのこともあるので、海水ユーザー向けの商品ではございません。
淡水で過密飼育をされている方や、エサを食い散らかすやつを飼育している方向けです。
こちらはジャンルでいうと、エアリフト式の投げ込みフィルターになります。
いわゆる金魚のぶくぶく的な立ち位置です。
投げ込みフィルターってどんなイメージですか?
ぽんっと投げ込んでエアポンプとつなげると動作する、お手軽フィルターですよね。
アクア工房のフィシュレットみたいに、物理的にゴミをあつめるようなものもあります。
このzissAQUA ZBRの特徴は、エアーの力で中のろ材が動くところになります。
これが流動ろ過と言われる所以です。
中でろ材が動くとどういうことが起きるか。
通常の濾材には表面にバクテリアが増殖します。
濾材を触ったことがある人はご存知でしょうが、あのぬるぬるしたやつです。
厳密にいうと、あのぬるぬるはバイオフィルムというバクテリアの家みたいなものです。
このバイオフィルムの中でバクテリアが増殖するのですが、このバイオフィルムがある環境を生み出します。
それはバイオフィルム内の酸欠です。
脱窒作用などは酸欠環境が必要ですが、硝化作用の分解には酸素が不可欠となります。
そのためバイオフィルムの表層付近、つまり酸素が豊富な環境でバクテリアが良く仕事をしてくれます。
流動ろ過の濾材の表面でも同じようにバイオフィルムが形成されてバクテリアが増殖するのですが、ろ材同士がこすれ合ってバイオフィルムが剥がされます。
そうなると剥がされたろ材の表面は酸素が豊富にあるのでバクテリアが硝化作用をどんどん行います。
しかも剥がされたバイオフィルムも水中を漂いながら硝化作用を行います。
つまりじゃんじゃかバクテリアを発生させるようなフィルター、それが流動ろ過です。
毒性の高いアンモニアや亜硝酸を素早く硝化させることが出来るので、高密度で魚を飼育されている水槽や、エサを食べ散らかす大型魚やフグなどに最適のろ過器です。
現状のろ過に満足されていない方は、是非サブフィルターとしても導入してみてください。
それでは明日も13時〜20時でお待ちしております。
バイチャ!
大土