1月10日は何の日でしょうか。
そう、十日戎ですね。
G3もボスが行ってきました。

今年も商売繁盛できるといいですね。
さて、昨日ご紹介した試薬などの測定方法をご紹介します。
基本的に説明書どおりにして頂ければいいのですが、せっかくなので理系らしい補足も。

まず測定の前に「共洗い」をします。
測定に使うシリンダーやシリンジを測定する水溶液で洗います。
これを2〜3回行います。
シリンジやシリンダーの中に残っている水分や試薬などが反応して、正確な測定になってはいけないからです。
写真では分かりやすく水槽の中でしていますが、本来は違うケースにいれて行ってくださいね。

次にシリンジの使い方です。
黒いゴムの部分を少し上げてから水溶液を吸い上げてください。
つまりシリンジのゴムと水溶液の間に空気の層が出来るのが正しいです。
水槽の水なんかは影響しませんが、ゴムが水溶液と反応してしまうことがあるので、この空気の層はとても大切です。

そしてシリンダーに測定に必要な量の水溶液を入れます。
この時、どこの高さを見ればいいのか。
そう、中央の一番低いところを見てください。
左右のせり上がっているところは、表面張力で水溶液が吊り上がっているだけです。
ここで合わせてしまうと規定量より少なくなりますのでご注意を。
いかがでしょうか。
細かいことですけど、せっかくの測定なので正しく行いましょう。
また理系らしいことをブログでご紹介できればと思います。
それでは明日も13時〜20時でお待ちしております。
バイチャ!
大土