緊急事態宣言が発令され、丸1日が経ちました。
感染のことももちろんですが、仕事のことや生活のことで不安な時間をお過ごしだと思います。
不要不急の外出は本当に控えましょうね。
G3にも常連様が顔を出してくださったりしてうれしいですが、皆様ゆっくりお家で水槽のメンテナンスしてください。
じっくりと生体を観察する時間にしましょう。
まずお知らせですが、18日からグランフロントにて開催予定でしたネイチャーアクアリウムイベントの中止が決まりました。
詳細は以下よりご確認ください。
https://www.tv-osaka.co.jp/event/nature_aquarium/
さて、本日のG3アクア図鑑は海水です。

海水ユーザーであれば誰もが一度は手を出したことがあるであろう、スターポリプをご紹介いたします。
そもそもですが、「スターポリプ」とは通称であり、サンゴの名称としては「ムラサキハナヅタ」になります。
また一口にスターポリプと言っても様々な形や色があり、個体差が大きい種類でもあります。
花のように咲く個体が一般的ですが、ポリプが長く伸びる個体は「ラーメンスタポ」と呼ばれて人気があります。
また蛍光色が強いほど人気がありますが、蛍光色の少ない薄パープル系も個人的には好きです(笑)

サンゴの入門種として良く紹介されます。
マメスナやディスクと並び、ソフトコーラル三大入門種と勝手に思っています(笑)
飼育に関してかんちこちんというわけでは無いのですが、水質のバロメータを見れるという意味でも初めてのサンゴにおススメです。
サンゴ飼育を始める時に一番気になるのが硝酸塩濃度です。
ろ過システムやスキマーによっても異なりますが、スタポが綺麗に咲けばいろいろなサンゴに挑戦してもいいんではないかと考えています。
ディスクやマメスナはある程度硝酸塩が出ていても咲いてくれますが(20ppmぐらいまでかな?)、スタポは前者よりもうちょい硝酸塩に気を付ける方がうまく飼育できます。
5-10ppmぐらいかな?感覚なので間違っているかもしれませんが。
初めてのサンゴ飼育でスタポだけ上手く咲かない時は、硝酸塩の数値を計ってみる方がいいかと思います。
照明はほどほどでも問題ありません。
昔は蛍光灯でもバンバン増殖している人が多かったので、そこまで神経質にならなくてもいいと思います。
スタポが持っている蛍光色の大本である蛍光タンパクは青色の光に反応して増殖することが知られています。
蛍光色をきれいに保つためには青みを強めに調整した照明で飼育してみてくださいね。

最近はフラグでも売っているので気軽に始めてみてくださいね。
いかがでしたか?
明日はまた淡水のご紹介を!
それでは明日も13時〜20時でお待ちしております。
バイチャ!
大土