2020年11月29日

ついに発売!新しいウールボックスです!

ども!つっちーです。


土日はどうしてもご来店が多く、接客をお待たせしてしまうことがございます。
今日も何名かお待ちいただいている視線を背中で感じておりました。
常連様には、遅いねんと腹パンを入れて頂きました(笑)


そんな優雅な日曜日ですが、新商品のご紹介です。





DDから、CleariSea SK3000SK5000が発売です!


商品名としてはフリースフィルターと言います。
日本のユーザーではかなり一部の人しかご存知ないのでは、と思います。
でも海外ではだんだんと普及しだしている商品になります。

どんな商品なの?
簡単に言うと、自動交換ウールボックスです。




基本的にはオーバーフロー水槽の濾過槽に取り付ける商品となります。

では仕組みのご説明を。

まずこの手前の上向きについている塩ビエルボに、水槽からフローしてきた水が入ります。
そしてコの字に張っているフリースフィルターによってゴミが濾し取られます。




まだフィルターが綺麗で、ごみを濾し取ってもさらさらと水が抜ける時はフィルターは動きません。
しかし時間の経過とともにフィルターの目が詰まってくるとどうなるか。

ウールボックスに水が溜まるのと同じ原理で、コの字のフリースフィルターにも落水が溜まってきます。

落水量>透過水量  と言うことです。

そうするとコの字の上についているフロートセンサーまで水が溜まると、モーターが回転して、新しいフィルターに入れ替わります。

なんて画期的なフィルターでしょうか。




しかもこのフリースフィルターは20ミクロンのゴミまでキャッチします。

通常のメッシュバッグは225ミクロン、ゴミがほとんどない水槽で水を磨くために使うバッグでも100ミクロンです。

メーカーの説明では水の透明度も上がるだとか。
20ミクロンと言われれば頷けますね。

またこのロールは40m分あり、表面積だけで言うとフィルターバッグ115個分に相当するとの事。すごいですね。


このフリースフィルターのいいところは、ウールマットやフィルターバッグと異なり汚れた面が取り除かれることにより悪玉的なバクテリアや細菌の繁殖、硝酸塩やリン酸塩の原因を水中から取り除けるところです。
どうしても人の手で管理すると、ここまでのペースで交換することはありませんからね。

また水の透明度が上がることにより、見た目の色だけでなくサンゴに有益な波長を届き訳する効果も上がると思います。
ウールマットやバッグとのコスト比較も大切な要素ではありますが、水質や毎週の交換作業からの解放で違う作業に使える時間が増えるのは非常に有益だと思います。
水槽を眺める時間が増えれば、生体の観察にもたくさん時間を使えますね。




設置の際の注意点が1つだけ。

なるべく濾過槽の水位より高い位置につけると効率がいいです。
水中にドボンと浸しても使えますが、目詰まりで水位が上がることによってフィルターが回転するので、もともとの水位が高ければ高いほど回転のペースも上がります。

常にキレイなフィルターで維持したいという方はあえてドボンでも大丈夫です。
効率よく、なるべく汚れを濾し取ってから交換するようにしたければ、水面に近い位置での取付けをお勧めいたします。


海水ベースでお話ししておりましたが、淡水でももちろんご使用頂けます。
オーバーフローユーザーで興味がある方はつっちーまでお問い合わせください。


それでは明日は定休日ですので、12月1日のご来店をお待ちしております。

バイチャ!


大土

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