2018年7月9日

理想のライブロックって見つかりますか?

やっと晴れましたね!
皆様のお住まいの地域は豪雨の影響はなかったですか?

どうも!つっちーです。


過去にない記録的な豪雨だったため、名前が付いたそうです。
「平成30年7月豪雨」だそうです。

台風でもないのにこんなに雨が降るんですね。


地震があったり、大雨があったり、、、
アクア業界には風向きが悪いことが起こりますよね。



そんな中でも、なるべく前を向いていきましょう。

今日はライブロックのお話です。


皆さんはお店でライブロックを探していても、理想的なものが見つかりますか?



今日ご紹介するお客様もまさにそんなお悩みがありました。

「小さな魚が隠れることの出来る様な、洞窟みたいに窪んでいるもの」
「かつ光も入って真っ暗ではなく、通水性もあるライブロック」




、、、これは難関です(笑)




そんなときは、理想の形を作ってしまえばいいんです!




ゼストから出ている、NYOS リーフセメントが大活躍します。


ライブロックやサンゴを固定する商品は何種類かあります。


サンゴの固定でよく売れているものは、ゲルタイプと粘土タイプ。

ゲルタイプは直ぐかたまり少量で固定でき、そのうえ使い方が簡単です。
デメリットは接点が小さいものの固定は不得意で、空気中の水分に反応して固まるため保存は難しく、使い切りぐらいの覚悟が必要です。

粘土タイプも同じく水分に反応して固まるのですが、保存ケースをしっかり密閉していればある程度の保存も可能です。
ゲルと違い即効性はありませんが水中で作業できるメリットがあります。
しっかりと活着させるには、接地面を考えながら使います。
つまり少しコツが必要です。
(何度かやればだれでもできるようになるんですが。)




リーフセメントは上記のものとは大きく異なります。
中身はまさに「セメント」です。
でも建築で使うようなセメントは強アルカリ性なので、水槽では使わない方が無難です。


使い方はこんな感じ。




まずは捨ててもいい容器に、いくらかとりわけます。
お店にはちょうど捨ててもいい容器が無かったので、捨てなくてもいいかなーぐらいの容器にラップを敷いています。

ここに少しずつ真水(海水じゃないですよ!)を加えながら混ぜていきます。

なるべく素手ではなく、スプーンのようなものでこねくりまわしてください。


「シャブコン」や「ノロ」と言われるようなサラサラな状態になると使いにくいので、少し硬いかな?と思うところで水を加えるのをストップしてください。


そして接地する面にたっぷりめに塗ります。




コツは、先に塗ったリーフセメントにライブロックを押し付けるような感じ。

先に組み合わせて、隙間を埋めるような塗り方だと弱くなります。


そして理想の形に仕上げていきます。





そして今回出来上がったのはこちら!

握りこぶし大の大きさで、洞窟形状ながら光も通水性も確保!
小さな枝状ライブロックの組み合わせで作りました。

まだセメント色をしていますが、だんだん馴染んでくるのでご安心を。



このリーフセメントは、他にも使い方は様々。


●深海ハナダイ水槽にはピッタリ!
深場をイメージしてオーバーハングのように、縦にライブロックを積むとき〜


●スズメダイ乱舞水槽にはピッタリ!
アーチ型ライブロックを組むとき〜


●クマノミ・イソギンチャク水槽にはピッタリ!
イソギンチャク活着型、お椀型ライブロックを組むとき〜



インスタントセメントがあるとき〜!は水槽が華やかになりますね。
(551風に言ってみました)


細かい使い方や、購入を検討されている方は、NYOS リーフセメント販売ページを見よう!



それでは、明日も13時〜20時でお待ちしております!


大土

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