2018年4月17日

水質検査の大切さ

「半分青い」に続いて「コンフィデンスマン」にはまっています。

どうも。毎度おなじみつっちーです。


ドラマの宣伝では、あなたは毎回騙される的なことを言っていましたが、
正直そんなに小難しいトリックがあるわけではなくて、知らされていない
情報が最後に明らかになるドラマです。

コナン君が殺人犯を探し出すような、難しいことはありません。

でもそれぐらいがちょうどいい。
ぼーと見れるので、いい休憩になります。



さて、お店にはご来店以外のお客様以外もいらっしゃいます。
それがお電話での問い合わせです。

商品の在庫確認の時もありますが、たいていは駆け込み寺状態。

「魚がえさを食べなくなったー」
「サンゴがどんどん溶けていくんです!」など、、、


どんなことでも必ず原因があるはずですが、お電話だと正直理解しきれないことも多いです。

水槽サイズや生体の数や種類、水替えの頻度などは聞きますが、想定していないことが背景にあるとなかなか解決の道筋が見えてきません。



ちょうどこんな電話がありました。

「メダカがどんどん病気になって死んでいく。エビも買った次の日には死ぬんです、、、」

異常な状態ですね。

他のショップに聞いたところによると、、、魚は内臓疾患で死ぬ、エビは残留農薬で死ぬと言われたそうです。


いまいちハッキリした原因がわからない、、、、




しかし話しているうちに状況が分かってきました。


60cm水槽に、規格サイズの外掛けフィルターのみ、ろ材は入れてないそう。
そこに50匹のメダカがいたそうです。


そして、つっちーは確信を付きます。
「立ち上がりはどれぐらいの期間しまたか?」

「立ち上がりってなんですか?」



来ました!これです!

水槽を始めるときには淡水海水関わらず、バクテリアが増殖するための前置き期間を作ります。
このバクテリアが十分にいないと、魚は自分の排泄物による水質悪化で死んでしまいます。

おそらく水槽にバクテリアがほとんどいてないので、アンモニア中毒によって魚たちが死んでいるんです。





水槽の汚れは目に見えないものがたくさんあります。


今回のテーマは「アンモニア」「亜硝酸塩」です。

目に見えない汚れを、見える形にするためには【検査試薬】があります。





水槽の水を取って、検査試薬を説明書通りに入れます。

そして指定の時間がたつと、、、




色の変化で濃度がわかります。


これはお店の水槽なのでもちろん亜硝酸塩は0ですね。


たぶんお電話でお伺いしたお客さんの水槽では真っ赤になると思います。

水替えを毎日すること、ろ材を入れること、バクテリアを添加すること。

この3つをお伝えしました。


これで改善してくれることを願います。


みなさんも水槽の状態を知ることは大切なので、是非調べてみてください。

淡水の方は、こちらから。


海水の方は、こちらからどうぞ。


使い方や、何を測ったらいいかなど、わからないことは何でも聞いてください!


それでは明日もご来店お待ちしております!

大土

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